大学受験をふりかえる② はじまりの中学受験

私は中学受験をした。

きっかけは小さい頃に救命病棟24時(正確な題名忘れました)を見た私が「私も進藤先生みたいになりたい!」と言ったこと。母はそれを聞いて医者になりたいなら中学受験!と思いたったらしい。私は今文系だが、その選択をとってくれた母には感謝しかない。

小学生の私は何かをやらされば人並み以上には出来る子だったと思う。ピアノに英会話、日本舞踊に水泳に書道、テニスなど色々な習い事をさせてもらった。色々な賞をもらったし、学校ではピアノ伴奏をいつも頼まれていた。のでもちろん中学受験でも頑張った。

大手中学受験専門塾には特待生としてタダで通った。O蔭専門コースの1番上のクラスに在籍し、タダで通ってたにも関わらず結果は不合格。第1志望ではなかったが、今までお世話になった先生に申し訳なくて、期待してくれた両親に申し訳なくて消えたかった。

当時、私が在籍していたクラスは合格率100%を誇っていたためより一層申し訳なくて小学生ながらに死にたいと思った。今でも思い出すと涙が出る(笑)

代わりに入った中学も世間では進学校とよばれる女子校である。中学受験の失敗を教訓に誰にも負けないように勉強しようと覚悟して入学したのだった。あのときから東大を考えていたと思う。お世話になった塾の先生に顔向けできるようになるには東大に行くしかない、と思っていた。